こんにちは、あいりです。
突然ですが、ブライダルチェックをご存じですか?
わたしは少し前に結婚して、ライフプランを立てていく中で知ったのですが、簡潔にいうと婦人科検診を含めた健康診断のことです。
ブライダルチェックという名前から、結婚前に、もしくは結婚後にしなくてはならないように感じるかもしれませんが、タイミングは特に関係ありません。
結婚予定がない方、妊娠を希望していない方も受けることができます。また男性が受けられる項目もあります。
妊娠・出産にかかわる話ということであくまで女性の話のようなイメージがもたれがちですが、基本的に一人で妊娠できるわけではないので、男性も一緒に考えていくというのが理想ですよね!
ここでは自分が検討していく中で調べたブライダルチェックが推奨される理由、どんなことをするのかについてお話していこうと思います。
ぜひ、最後までお読みください。
ブライダルチェックが推奨される理由
ブライダルチェックが推奨される理由は「自分の身体の状態」を知ることができるからです。
特に婦人科系の健康診断はオプションとなっている場合も多く、悩み等がなければ受けていないという方もいらっしゃると思います。
ブライダルチェックをきっかけに自分の身体を知ることができる、そして何か懸念点があればそれを改善するために行動できるというのが大きなメリットです。
性感染症の有無や不妊症を引き起こしてしまう疾患があるかどうかなどを調べることで、希望する方は安心して妊娠できるような環境を整えることができるというわけです。
といってもブライダルチェックを受けている人はまだまだ少なく、約20%ほどというデータもあります。ただ、友人とブライダルチェックの話をすることも多いので個人的には関心がある方は多いように感じます。
ブライダルチェック以外の検診を含めると約4割ほどの方が何らかの検診を受けているようです。
自分の身体の健康状態を知っておくというのは大切なことだと思うので、気になる方はいいきっかけと思って受けてみるのもいいかもしれません。
ブライダルチェックの内容
続いて気になるのが検診内容だと思いますが、血液検査をはじめ、超音波検査、細胞診検査、膣分泌物による検査などがあるようです。
まずは血液検査です。
HIV抗体・貧血・甲状腺ホルモン・梅毒・麻しん・風しん・B型肝炎・C型肝炎など感染や交代の有無を調べます。
HIVや梅毒、B型肝炎などは母子感染の可能性があるため、事前に調べておくことでそれを防ぐ対策たてることができます。
また、麻しんや風しんについては妊娠中にかかると流産のリスクや胎児への影響が懸念されるため、抗体がなければ予防接種をしてこちらも事前対策ができるようになります。
つづいて超音波検査、細胞診検査です。
内診・超音波検査では子宮や卵巣の状態を確認します。子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣がんなどの早期発見ができるのがメリットです。
子宮頸がん検査がセットになっていることも多いです。
※婦人科系の検査はタイミングを見つけて定期的に受けるのがいいと思います。
なかなか受ける機会がなかったという方にとってはいいきっかけだと思います。実際に診てもらうことで安心できるはずです。
そして、膣分泌検査です。
クラミジアや淋菌などの性感染症の有無を検査します。
どちらも子宮外妊娠や不妊などのリスクが高まるほか、出産時に感染していると赤ちゃんの健康状態に影響を及ぼすリスクがあるため事前の治療が大切です。
希望する場合は安心してステップを進めるように環境を整えていくことが大切になります。
ここまでは女性のブライダルチェックの内容となりますが、他にもオプション検査として乳がん検診や卵巣年齢の検査などがある場合が多いです。
基本的にいくつかプランが用意されていて、その中から選択しながら受けていくイメージとなります。
どの検査にも意味があるため、その意味を理解した上で選択していくことが大切です。
つづいて男性のブライダルチェックについてです。
男性は血液検査・一般精液検査がメインのようです。
女性と同じように性病の有無を確認したり、ホルモンバランスの状態、精子の状態・質などについて確認していく形となります。
女性だけでなく男性も健康状態を確認しておくのは大切なことです。
また、例えばなかなか子どもを授からないとなったとき、女性側に原因があるように思う方もまだまだ多いですが、男性側にある場合もあります。ライフプランを立てていく中で、参考になる情報だと思います。
ペアで受けられる病院(割引がある場合も)もあるので、ぜひ調べてみてください。
まとめ
少し長くなってしまいましたがいかがでしたでしょうか?
必ず受けなくてはならないというものではもちろんありません。ただ、知らずに受けなかったのと知っていて受けなかったというのは全く違うことだと思います。
ぜひブライダルチェックについて知った上で、自分の意思で選択してみてください。
また、こういった検査は、妊娠出産についての考えなどを夫婦で共有するきっかけの1つにもなると思います。センシティブな内容のため話し合うきっかけがあるのは嬉しいことですよね。
いろいろな生き方を選択できる時代だからこそ、視野を広く持って検討した上でベストな生き方を見つけていきたいです!
今回は長くなってしまったのでここまでにしますが、次回は「自費診療いくらかかるの?東京はタダで受けられる?」というテーマでお話していこうと思います!
費用面と受診の流れは気になるポイントだと思うのでぜひ見ていただければと思います。
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