世界と日本の金融教育の違いを見てみよう!

日本と違って、海外の学校では当然のように金融の授業があります。

他の記事にも書いたけど、日本人は欧米各国の人々と比べるとマネーリテラシー(お金の知識)がとても低いの(>_<)

 

日本ではお金の授業がないよね・・・

 

日本ではお金は、悪・悪いもの・汚いものというイメージを持っている人が多く、特に子供の前では、「子供がいるのにお金の話はしないで」という大人(親)が多いんじゃないかな?

あいりもお父さんとお母さんがお金の話をしているのを聞いたことない。

きっと、「子供に聞かせる話じゃない」と思って、私がいないところで話していたんだろうなーって今となっては思います。

これは、日本の金融教育が大きく影響してると思う。

日本では小学校・中学校の義務教育ではもちろんのこと、高校でもほとんど金融の教育は行われていません。
大学も専攻によってはまったくないよね。

あいりも大学では経済や金融についてはなにも学んでないし。

私たちの親世代も日本で同じように育ってきているので、金融の知識がないから「お金を稼ぐのは汚いこと」という刷り込みが強くなり、それを自分の子供に伝えてしまう。

こうして日本人のマネーリテラシーは上がらず、欧米各国に遅れをとっていると考えられるよ。

生きていく上でお金のことを知るのはとっても大切なのにー!

なぜ日本の金融教育は遅れているのか

日本の金融教育が遅れている理由
・現行の教育計画にその余裕がないため
・教える側(教師)の専門知識も不足をしているため
他にもっと重要な学習内容があるため

日本の先生達も金融教育の大切さはわかっているけど、このような理由から既存の学校教育を優先してしまい、金融教育を行うことは難しいと考えているみたい。

子供のうちからお金のことを学べる環境にしてほしいな

金融教育とは?

そもそも金融教育とは、お金や金融の動きを理解し、そこから自分の暮らしや取り巻く社会を考えることによってよりよい生活を送る能力を身につける教育のこと。

簡単にいうと、生活のためにお金のことを理解して、生き抜く術を身につけること。

金融庁は平成25年の金融経済教育研究会の報告書で、最低限身につけるべき金融に関する能力としてこれらのことを揚げているよ。

最低限身につけるべき金融能力
・家計管理・生活設計
・金融知識及び金融経済事情の理解適切な金融商品の利用選択
・外部の知見の適切な活用

自分の収入と出ていくお金を管理し、それをもとに生活を設計することができるような能力を身につけるべきということ。

つまり金融教育とは『お金を増やすための方法』を学ぶための教育ということになるね。

この3点をしっかり身につけよう!↓↓↓
お金を増やすための方法
・収入を増やす
・支出を減らす
・貯まったお金を投資する

 

先進国イギリスと日本の違い

金融知識が高いイギリスでは金融の教育に力を入れているよ。

民間と国が連携する体制をとっており、金融教育をおこなう教師に対しての支援(教育のサポートやアドバイス)を地域のNPOがしていて、大人でも十分勉強になるような内容を小学生のときから16歳まで長期的に教育がおこなわれるんだって!

だから金融に対する苦手意識が生まれないんだね!

近年、日本でも学校での授業で金融教育を取り入れようとする動きは少しづつ強まってはいるようだけど、世界と比べるとまだまだ遅れを取っているように思われます(>_<)

日本でも子供のころから金融教育をサポートできる環境がもっと作れたらいいな。

私たち大人がするべきこと

「知る」ということがまず大事!!

それによって金融に対する苦手意識を持つ人が減り、マネーリテラシー(金融知識)が上がり、これからの時代に必要不可欠な「資産運用」を取り入れることで自分を守ることができます。

日本の金融庁も、「貯蓄から資産運用へ」というスローガンを掲げているよ!

時代は変わっています。

その変化に遅れないように私たち大人が今からしっかりと知識をつけるべき。

これからの日本を担う子供たちには、お金に囚われる人生ではなくお金の主人になってほしいと思うの。
 
お金は道具にすぎず、大切なのは自分の人生。

大人の私達がまず金融知識を身につけて、正しい知識を子供達に伝えていけるようにしたいですね(*^^*)

これからの日本、これからの子供たちのため!
私たち大人ができることを考えよう。

 

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